勉強・成績

講師からお願い 【基本編1】勉強する・しない以前の問題!親がこれをやっちゃダメ!な事

こんにちは!

 

前回生徒のタイプとクセが判れば、小・中学校の成績を上げる方法を発見できるの記事から派生して、

今回は、よく保護者の方からご質問を受ける
じゃぁ子どもの成績を上げるために、
親はどうしたら、何をしたらいいんでしょうか?
という疑問点についてです。

典拠:Darts No Iroha.com

 

しかし、それよりまずは、
成績を上げる上げない以前に、
現役塾講師の私から、親がこれをやっちゃダメ!余計厄介な事になっちゃう! という「基本のキ」を書いておきたいと思います。

まず、大前提として、
「子どもの問題の放置は絶対にダメ!」です。

 

成績が良くて品行方正だろうが、

普通だろうが、

頭が悪かろう?が

素行に問題があろうが・・・

放置は絶対にダメです。

 

「うちは放任主義だから~(笑)」なんて、子どもの個性に任せてて、
なんならドライで自立心のある子どもに育ちそうな響きすらあります。

 

何に対して放任主義だろうが構いませんが、
「動物・子ども・お年寄り」への放置は絶対にダメです。

彼らに対して「放任主義」なんて言葉はない、と私は考えています。

 

私はアメリカで家庭教師をしていた事もありますが、子どもや弱者・小さい生き物の事に関して「放任主義だから」なんて言葉を使う大人を見た事がありません。

なんならおせっかいなくらい介入したって、むしろ防犯にもなるかと思います。

 

それはともかく、まずは絶対言わないで欲しい「タブー」について、
保護者の方に是非知っておいて欲しいです!

 

教師大迷惑の魔法の呪文!
それは子どもに言っちゃいけない名ゼリフ!

 

典拠: Best Life

まず、我が子が勉強のできる・できないに関わらず、

「あんたまたこんな点取ってきて・・・」

「なんでこんなにできないの?」とか

「次に成績が下がったら塾行かせるよ!」などのように、

塾や勉強が “苦役”“罰ゲーム” かのように言わないで下さい(笑)

 

同様に、ママ友や知り合いの前などで、社交辞令や謙遜も入り混じってか、

「うちの子は全然わかってないから」

「馬鹿だからー・・・」

という風に、本人の耳に入る場所でそんな事を言わないで下さい。

 

それは レッテルです。

 

それを言ったが最後、その子は「私は勉強のできない子なんだ」と、自分自身にラベル付けをし、知らず知らずのうちにそのように行動するようになって来ます。

やってる事はスタンフォード監獄実験みたいなものです。

もはや洗脳

 

「お前、綺麗事書いてんじゃないよ!」って思われるでしょうから、言葉を変えますね!

教師、大迷惑です。

ある意味、講師から保護者へのクレームです(笑)

 

「バカなんだからー」「成績悪いんだからー」と言い聞かされて来た子というのは、
結果、勉強がその子にとって苦役となり、
宿題に至っては苦行になり、
わからなくなっても「私はできない子だから当たり前か」と、質問もしなくなります。

この状態を形容できる適切な言葉がないので、言葉は悪いですが、
ここではそれを「バカな子洗脳」と呼びます。

バカかどうかはこの時点ではわかんないのに、親の算段だけで決めつけちゃって・・・。

 

まずは、親からの「バカな子洗脳」を受けていない
フラットな状態の子どもの勉強のスタートは、大体こんな感じです↓↓↓

 

対する、今までに散々「バカな子洗脳」を受けてきた子ども達は、
こんなケースがけっこう多いです↓↓↓

まず、先生の話を聞く・聞かない以前に、
「勉強キライキライキライ!」のほうが先に出てしまって、

「授業などハナから理解できるはずもないから」まともに聴かない、
テスト問題も、わからないところはちょっとだけ考えて、白紙
教室に居るのも「チャイムが鳴るまで座っているだけの時間帯」というだけに。

この悪循環になってしまっている子を沢山見ました。

 

それが家族の言葉や、教師の態度、テストの点など、具体的に何によって「自分はバカだ」と思い込む事になったのかはそれぞれあるかと思います・・・

が、それでは伸びるものも伸びません!

 

私達講師は、生徒がこちらの話を聴いてくれなければ、成績を伸ばしてやることができません。

テストや問題集も、「こうではないか」と思う答えを書いてくれたり、
解答を間違ってくれれば、直して伸ばす事はできますが、

白紙で出す子を伸ばす事はできないのです・・・分析できませんから。

 

なので、学習に対してひどい嫌悪感を示した状態で、無茶から引きずって塾に連れて来られても、やりたくない一心で、サボりだすかすぐに辞めてしまうかのどちらかです。
私達講師とは、楽しくキャッキャッと話して、授業だって自発的に回答できるのに、「塾に来る」っていう行為だけはもうイヤでイヤで・・・

出入口で親に引っ張られて、泣き叫んでいるという生徒もいるという事実。

 

そのタイプの子に、学ぶ気になってもらうには、
勉強を始める前にまず「勉強ってそんなに難しくないんだよ~」という、突破口の突貫工事といいますか、
「自分はバカな子・できない子」のラベル剥がしから始めなくちゃいけなくなります。

いわば、マインドコントロールの呪縛から解いてやる、というほうが近いかも・・・。

 

つまり、何ステップか余計な手間と時間がかかってしまいます(笑)

生徒によっちゃ、親からの「バカな子洗脳」が解けるまでがすごく長い子も居ますから、
聴いてくれるようになるまで、かなりの熱量と時間が必要になる子も居ます。

・・・ちゃんと解けたのにも関わらず、「まぐれに違いない!」って自分の実力を信じない ⇒ 次へのモチベーションにつながらない。
もう親御さんがさんざんやってきた「バカな子洗脳」の負の遺産!

 

ですので、周囲の大人が「父ちゃんに似たのかね、あんたはバカな子なんだバカな子なんだ」と刷り込むのではなく、
「へぇー、ここがわかるの? 母ちゃんは子どもの頃、ここ、なっかなか理解できなかったんだよねぇ~・・・すごいね~!」などと、できる事を誉めるようにして下さい。

 

ちょっと、客観的に見てみてください。

他人の子がわかんない時は、「わかんなくってもいいんだよ! ゆっくりやって行こう」って言えるのに、

いざ我が子がわかってない、となると、じっくり助ける・見守るというより、心配やら歯がゆいやらが先に出ちゃって・・・。

その子の、ひとの話を聴く態度にも、「聴いてんのか!」と、手が出そうになる時もあるでしょう。(出してはダメです)

 

けれども、私達の親もそうやって忍耐強く、私達を育ててくれましたし、

途中で亡くなったりしない限り、大人にならない子どもも居ない。

もっと言うなら、
勉強ができた子だけが大人になるわけじゃないですからね。

 

・・・私など、7歳から義務教育が始まり、科目を変え、国を変え、28歳くらいまで学校で勉強していましたが、まだ人の親になる勇気も知識も度胸も責任感も、自分には無いと思っています(苦笑

 

諦めたり、焦ったりせず、長い目で見守るようにしましょうね!

 

誰かと比較しないでね、
その子はその子!

 

典拠: Onescene

 

こちらもけっこうな比重を占めるNG行為ですね!

「お兄ちゃんは成績良かったのに・・・
どうしてあんたはこうバカなんだろうとかいうやつです。

 

これは、勉強に限らず、スポーツや習い事でも同じことがありますね!

スポーツなどでは、コーチがトレーニング法として、良きライバルを作り上げ、

運よく鼓舞し合う関係になる事もありますが、

それはきちんとしたコーチング法(人を導く方法)を知っているからです。

 

おおよその場合、「どんだけやったって、自分はバカな子なんだから。兄ちゃん/姉ちゃんと同じようにできるわけはないんだ」と、受け止めるだけです。

 

つまりここで、
“兄ちゃん/姉ちゃん = かしこ” 
“自分 = しょせんバカな子” という構図が、本人の頭の中に出来上がっただけです。

下手すれば、努力する事さえなくなり、変に卑屈になる事すらあります。

 

では保護者さんに質問します。

逆に、他の兄弟姉妹を、主人公の子と比べて、
例えば「(主人公の子)ちゃんは運動神経いいのに、
どうして(兄弟姉妹)ちゃん
は鈍くさいの?」などと言った事があるでしょうか?
・・・言え!という事ではありません。

いつも大体1人の子だけを、別の兄弟姉妹と比較して、
何かにつけ「できないできない」と、言っていませんか?

 

それはただの「イジメ」です。

みんな得手不得手がありますし、

絶対に追いつくはずもない、
学年や性質も違う兄弟姉妹と比べるのはフェアではありません。

 

比較されるってこんなに耳が痛い事だよ!

 

比較されるってこういう事だよ!というのがよくわかる例を出しますね。

典拠: Britannica

 

こんなアメリカンジョークを知っていますか?

タイトル: 歴史に学ぶ(日本語訳版)

 

父は、我が子がゲームばかりやり過ぎている事に気づいた。

興味の矛先を勉強に向けさせようと、父は息子に対し、こう言い聞かせた。

「アブラハム・リンカーンがお前と同じ年の頃には、
彼は暖炉の灯りで本を読んで勉強をしてたんだぞ」

息子は言い返した。

「リンカーンがお父さんと同じ年の頃には、
彼はアメリカ合衆国の大統領だったけどね」

比較とはこういう事なのです。

意味のわからなかった方は居ませんね?

 

リンカーンは正義感だか統率力だか、根回しだか・・・
そういったものに秀でていたので大統領になった、という事なのであって、

そういった分野が本領でない「自分」と比べられても、少し違いますよね?

 

と、いうわけで、子どもについても同じです。

どの子の能力も、他の子と比較しないでやって下さい。

典拠: IndiaToday

 

子どもはみんな、
学ぶ方法、
学ぶスピード、
物分かりの良さ、

ものを読むスピード、
計算スピード、
文章の理解度、
覚えるまでの早さ、

覚えておける期間・・・ぜ~んぶ違います。

 

双子だろうが三つ子だろうが、み~んな少しずつ特性が違います。

なので比較して、ヘタに競争心を煽ろうとしたり、劣等感を植え付けるのはやめてください。

 

無駄です。

 

むしろ、経験上、勉強のできるお兄ちゃんと比べられたような子は、
サッカーとかがむちゃくちゃ上手になってましたよ(笑)

「どうせ俺は勉強できないんだから」って、自分で勝手に見切ってしまって、
もはや勉強などには身を入れず、全然違う分野に傾倒するようになってましたよ(笑)

そんなもんです。

 

競争心を煽りたいなら、もっと別の方法で行って下さい。

 

「頭ではわかってるんだけど・・・」と思うのなら、比較は禁物です。

 

普段からしっかり見ていた親だけが言える
名ゼリフ「子どもを信じる」

 

さて、ここからは、親から子どもにというわけではなく、
何かトラブルになった時に、「うちの子を信じてますから!」とか、両手放しで言ってませんか? というお話になります。

 

子どもが学校に通ったり、外で遊んだリしていれば、
何かしらトラブルになる事もあるでしょう。

そんな中、子どもが何かとんでもない事を言ってくる事があると思います。

 

実際にあったケースをいくつかご紹介します。

 

ケース1:放課後児童クラブの実例

 

放課後、学童(放課後児童クラブみたいなものです。)に通っていたB君という、子どもが居ました。

 

そこの学童では、大学生(教育学部などを専攻する、未来の先生達)が、
ボランティアとして生徒達と遊んでくれたり、宿題を見てくれたりと、

後学の為にか、担当の先生(こちらは本職)と一緒に、子ども達の世話を焼いてくれるのですが、

ある日、1人の大学生のA先生について、B君の保護者からクレームが入ります。

 

「『A先生は、成績のいい子としか遊んでくれない』ってうちの子が言ってる!」というものです。

保護者は学童の担当者に、「どういう事ですか?! そんな先生を使うなんて!」と連絡してきます。

子どもを成績で判断して、えこひいきするなんて・・・
一体どういう事なのでしょうか?

 

ケース1のネタバラシ!

さて、ここからがネタばらしです。

学童を手伝う、教育学部の大学生:A先生は実は、面倒見のとてもいい先生です。

 

この学生先生は後に、無事教員免許を取り、教育の分野へ就職するのですが、
その頃になっても給料が余計に出るわけでも無いのに、勉強の難しい子の面倒を、毎日毎日、自分の仕事の横で見てあげるような先生でした。

甥っ子姪っ子からよその子、警察のご厄介になった中学生のお迎えに至るまで、男子女子関係なく、一生懸命に世話を焼くいい先生でした。

 

そんな普段の様子を私も見ていましたから、とてもじゃないですが、
「ある種の子をのけ者にする」だとか、

「成績のいい子だけしか相手にしない」だとかは何かの間違いじゃないのか、と思いましたが、やはり全くのデタラメでした。

 

そもそも大学生のA先生は、放課後元気よく遊ぶ子ども達の安全を見守っているのであって、生徒達の学校での成績など知りもしないのです。

どの子が成績の良い子か、などは、もっと知る由もない事でした。

 

ご本人にも聞き取りを行いましたが、まさに「青天の霹靂」といった顔で聞いておられ、

生徒本人から後に聴いた話だと、「隣のクラスの担当だった大学生のA先生が、自分にもみんなにも優しくて、もっとかまって欲しかったので、親にあんなことを言いつけた」との事。

 

なんとつまり、A先生は、B君のクラス担任ですらなかったとの事!

 

大人の事情で言えば、

A先生にとって、自分の担当クラスじゃない、その子の面倒を見る義務なんて、勿論無いですし、
そもそも教師のお手伝いをする、無償で働く善意のボランティアさんなので、「特定の子を相手にする・しない」の責任なんて生まれないような気さえします。

暴力をふるったり、危・損害を与えたわけでもないですしね、
何か精神的に追い詰めたわけでもない・・・。

 

寂しかったのでしょうね。

それで家に帰って、デタラメを親に言いつけたのでしょうね。

 

ケース2: 学習塾に通う、あかりちゃんの話

 

学習塾に通う、小学2年生:あかりちゃんは、毎週木曜日が塾です。

 

ある日、塾に車でお迎えに来たお婆ちゃんが、かんかんに塾に怒って、
外から怒鳴り込んで来ました。

 

塾では、講師1:生徒2の割合で講師が生徒達を教えているのですが、

おばあちゃんが言うには、

「あかりが、『先生がもう一人の生徒:Aちゃんにばかり教えて、自分には何も教えてくれない』と言って、今泣いている! どういうことだ! 」と怒鳴っています。

 

・・・授業料を払って塾に通っているのに、隣の子だけ教えて、
自分には教えてくれないなんて、たしかにひどいじゃありませんか!

どういう事なのでしょうか!

 

ケース2のネタバラシ:

ではネタバラシです。

実は、こちらも「嘘」です。

 

このあかりちゃんは、とにかく勉強がしたくなくてしたくなくて・・・(笑)
毎週出る宿題も、まともにやってきた試しはありません。

 

とある週に、「今週は法事でおばあちゃんの家に行くので、宿題ができない」と、言うので「宿題なし」にしたところ、

次は翌週にも法事?葬式?があると言います。

 

更に、その次の週も法事があるというので、「毎週弔事がある家っていうのも、前もって来週の葬式があるってわかっているというのも、さすがにおかしい」という事で宿題を出したところ、帰りにさんざん「嫌だ嫌だ、困る困る」と騒いだかと思ったら・・・お婆ちゃんの怒鳴り込み事件でした。

 

おばあちゃんは「先生は、もう一人の子にばかり教えて、おかしい!
失礼ですけど、時間配分を考えられてはいかがですか?!」
と怒鳴っています。

 

私達講師が、あかりちゃん対Aちゃんに教える時間の割合は、9:1くらい・・・
(え?! ですよね)

 

実は、もう一人のAちゃんの方は、1教えれば10理解する子。

そもそも私達講師すらAちゃんの声をまともに聴いたことがないほど、ちょっと説明すれば、首を一度縦に振って、さっさと問題に取り掛かり、あっという間に終わらせ、全問正解ばかりを算出します。

つまり、かかりっきりで説明をしたり、進み具合を見る必要が無い生徒(楽)

 

対する、今回の怒鳴り込み事件の主人公:あかりちゃんは、1説明しようが、10説明しようが、実際に一緒に問題に取り組もうが、ただでは理解できない子。

おそらく理解力や読解力の問題なので、付いてサポートしている状態でした
・・・すぐに手を止めてしまいますから。

 

授業中にも、隙あらばサボろうの精神で、

置いてある回答集を覗き見ようとしたり、
宿題はほぼやってこない為、ますます同学年の生徒達とは学力が離れていく一方です。

なので、私達講師は、あかりちゃん9:Aちゃん1、くらいの割合で様子を見る必要があった、というワケです。

 

・・・つまり、Aちゃんの方からクレームが出ても仕方のない状況ですが、自分の方にばかり手間や時間をかけさせているあかりちゃん側からクレームが出るというのは、サッパリ訳がわかりませんよね?

 

後に、責任者がおばあちゃんとご家族に、きちんとご説明をし、誤解は解けました。

ただ、責任者などは運営の関係で、絶対に生徒のマイナスになるような事は言いませんから、私達講師陣はとても悔しかったのを覚えています(笑)

あかりちゃんが普段どういうスタンスで授業に取り組んでいるか、
きちんと説明すればいいのに。

 

・・・という事で、全貌はお分かり頂けましたでしょうか?

つまり、勉強したくないがゆえに、保護者にデタラメを言いつけるパターンです。

 

勉強したい・したくない、は子どもだからあるとして、
嘘を言いつけたり、他の子を悪者にする、他の人のせいにする、などは絶対にダメです!

 

余談ですが、私が塾の経営者で、かつ発言権があったなら言ってましたよ!

「おばあ様、仰る通りです!

そちら様から言って貰えて助かりました!

今、あかりちゃんとAちゃんには、9:1の割合で時間を配分しているような状況です。

Aちゃんのほうは、1つ言えばすぐ理解できて、1人でもどんどん進めてゆけるので、私達講師としてはすごく助かると言えば助かるのですが、

これではAちゃんが可愛そう過ぎます、同じ授業料払っているのに、全然フェアじゃないですもんね~!

ですので、あかりちゃんのご家族からそうやって申し出て頂いたというのは、とても助かります。
仰る通り、次から他のお子さんと同じように、5:5で授業をさせて頂きますー!」ってね!

 

「あと遅くなりましたが、
そちら様のご家庭では、毎週慶弔事だそうで大変ですね。
3週連続でしたかね・・・ご愁傷様です。

あかりちゃんも、そのせいで毎週宿題を出さないで欲しいとの事で・・・

そういった事が続くと子ども達のメンタルも落ち着かなくなる事もあるでしょうから、様子を見てあげて下さいね」って。

 

余談ですが、

この「あかりちゃん」の話に出てきたAちゃんについては、ご安心下さい。

「放っておかれて、そっちのほうがあかりちゃんより可愛そうじゃないか!」と感じたと思います。

 

彼女は、よそ見もせず、ホワイトボードをじっと見つめて勉強してくれたおかげで、学校の定期テストでは苦手科目も50点以上もブチあげてくれて、推薦(無試験)で近所の有名高校に進学。

当時、小学生だった彼女は、もう1~2年もすれば大学に進学するような年齢になりました。

言われた指示に、素直に従って勉強してくれた事が、
結果として試験も受けずに専門推薦で、進学できる事へとつながり、

次は夢に向かって大学進学を目指しています。

 

どこの項目を指示しても、泣き言・言い訳ひとつせず、やるべき事はきちんとやった勤勉さが、今の彼女を作ったのだと思います。

 

2つのケースの共通点

 

この2件のケースには共通点がありましたね!

それは、2つとも、「嘘」だという事。

 

確かに、保護者なのだから、いつも全力で子どもさんの味方で居てあげる事も必要ですし、
我が子を信じるというのは素晴らしい事ですが、

子どもの言う事を鵜呑みにして、「うちの子を信じる」という言葉は、普段から子どもの傾向・動向をしっかり見守っている保護者だけに言える事だと私は思います。

 

その子が普段、
どのような筋道で物事を喋り、

何が得意で、

何が嫌いで、

どれを避ける傾向にあって、

どんな事で言い訳をして・・・

兄弟姉妹とはどんな事で喧嘩をして、
何を親に言いつけて、なぜ他の子を泣かせているのか、

友達にどんな事で競争心を燃やし・・・

どんな事でしょんぼりし・・・etc

 

それをよく知っていれば、

どうやら普段から、何かにつけ勉強を嫌がり、宿題をサボり、おかしな理由をつけて、そこから逃げたがり・・・などというのは見えていたはずです。

 

子どもが泣きながら帰ってきて、何かを言いつけたとしても、

普段のそんな様子から、「この子は自分に都合のいいように物事をまげて説明する節があるな・・・」という事をしっかり知っていれば、
そこからしっかりと様子を聞いて、よくよく質問をしながら確認し、学校や塾に落ち着いて問い合わせる事ができたはずです。

典拠: One Step Counseling Shop

 

少なくとも、聞いたそばから、ものの2~3分で「ゆるせない!」とばかりに、子どものいう事を鵜呑みにし、学校や塾に怒鳴り込むのは、とんだ結果を招きます。

 

子ども云々の話ではありません、

親の判断力の欠如です。

 

そして、もう1つの不思議な共通点として・・・

実はこういった事で誤解して学校や施設、塾などに激怒して連絡してくる保護者の方は・・・先に出てきた「バカな子洗脳」はしていません。

 

学ぶ努力もせず、

サボりたい一心で嘘をつき、

他人まで悪者にし・・・

 

勉強の出来・不出来以前に、もし我が家で自分がこんな性分の子だったら、それこそ親に「この馬鹿タレが! 卑怯な事をするんじゃない!」と、普段からこっぴどく怒られてそうなもんですし、

これぞ「バカな子洗脳」を受けていても仕方の無さそうなものですが、

 

このテのタイプで怒鳴って来る親御さんのお子さんは、

なぜか怒られるどころか、変な成績をとろうが、変な言い訳をしようが、こっぴどく怒られたという話を聞きません。

学習塾に通わせたり、学童に入れるくらいですから、親御さんが子どもに関心がある事は確かですが、いけないところを注意したりはしないタイプの放任主義です。

 

子どもの事は信じる・・・というか、鵜呑みにする。

だけど、その子のいけないところは別段つよく叱ったりもしない。

我が子が自分の嘘や卑怯のせいで、人様に迷惑なんてかけたら、
普通ならば、「バカな子洗脳」どころか、もはやバカ呼ばわりで怒られてますよ!

頭を下げに、我が子を相手の家に連れて行くくらいされる親御さんもいる程です。

 

・・・よくありますよね、

子どもが「B君が叩いた~」というので、学校へ怒鳴り込んだら・・・

何のことはない、普段から、我が子の方が、B君を叩いたり小突いたり蹴飛ばしたり、消しゴムを取り上げて遠くへ放ってみたり、と、イケズの限りを尽くしていたのだとか!

ある日、たまりかねた大人しいB君が、ついに反撃に出たら、「B君が殴った殴った」と保護者に言いつけていた事が判明!

 

何べんも言いますが、
まずは我が子の普段の性格や傾向、動向をしっかり知っておきましょう

 

これは、大人になっても同じです。

 

以下は、よくよく相談所に寄せられる「無職の人がいる家庭」からの、お金や生活に関する相談事からのエピソードです。

 

他の娘や息子達から
「お母さん、もうヒロシ(大人)にお金渡すの辞めなよ!
母ちゃんの大事な年金だろ!
仕事もしないで、またパチンコに使うだけだよ!」って注意されても、

「いいや!ヒロシはいい子。いつも買い物についてきてくれるんだ」って・・・他の娘・息子達が母にアドバイスする事に耳も傾けませんよね・・・。

 

ヒロシは、母が信じる通り、本当にいい子かもしれないし、

他の娘・息子達が言うように、
働きもせず、親に金をせびって、ギャンブルをする馬鹿息子かもしれない、

他の娘・息子達が、ヒロシの事をねたんで、嘘を言ってるのかもしれない、

他の娘・息子達のほうが、悪い子達かもしれない、

 

そんなときは、ヒロシ君の小さな時からの行動や傾向をよく思い出してみて判断してはいかがでしょうか?

他の兄弟姉妹達が嘘を言いつけているって可能性があるなら、その兄弟達の子どもの頃からの勤勉っぷりを思い出して判断してみるのも良いでしょう。
兄弟の事をそのように言いつけるのなら、彼らも母親からお金を欲しがっていますか?

欲しがっても無い、自分に関係のないお金について、親に助言してくれているのであれば、親の為に言ってくれている可能性があるのではないでしょうか?

 

それに、母はひょっとしたらヒロシはどうしようもない子って、気が付いているかもしれないけれど、「そんな事ない!自分がお金を渡すのを辞めたら、あの子が困るから・・・」って目をつむっているのかもしれないですよね?

 

過信する事や、鵜呑みにする事は、「信じる事」事とは違います。

盲目的で無責任だとすら思います。

 

極端な事を言うようですが、

何かトラブルがあった際に、ほとんどの親御さんが、「まさかうちの子に限って・・・」って思っています。

「うちの子はそんな事しない」って。

 

新聞見て下さい。

そこに載ってるいい事した人の親も、悪い事した人の親も、
み~んな親は思ってましたよ!

「うちの子に限って・・・」って。

 

そんな、親御さんが望む「うちの子」の姿ばかりであれば、
嘘も詐欺も、少年犯罪もこの世には無いんですよ!

 

そんな事になって欲しくなければ、日ごろから子どもの様子やメンタルに、しっかりと目を向けておきましょう。

 

学校や塾に問い合わせるのは決して悪い事ではありません。

どんどん聞いて下さい^^

子どもにヘルプが必要なら、全力で協力を仰いで下さい!

 

何度も書きます。

 

「子どもを信じる」っていう名ゼリフは、
普段から子どもとしっかりと向き合っている保護者だけが言える事です。

「子どもを信じる」ことは、
普段から子どもをしっかりと見ている保護者だけができている事だからです。

 

「信じる事は、過信する事・鵜呑みにする事とは違う」という事・・・忘れがちですが、

それは成績を伸ばす事だけにとどまらず、
その子の未来の為でもあります。

 

しっかりと、子ども達の中身と向き合うようにしましょう。

 

・・・という事で、本日は「親がやっちゃダメ!」なNG行動でした。

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